日々、リアルやオンラインで
さまざまな方々と関わらせていただいて、
そこから生まれる想いや感情、考えなどの
刺激をいただいている。
コロナ禍で、
人と接することが当たり前ではない環境を
経験させていただいて、
このありがたさが
実感できるようになってきたのかもしれない。
人が一人ひとり違うこと。
これこそが、
「人間は小宇宙」と表現される所以であり、
ひとの価値の根源。
一人として同じ人はいない。
これが、すばらしい。
違いがあることを前提に
相手に関心を持つことができたとき
違いと違いの背景にあるものを共有することができる
自分が経験してきたものとは違う世界がそこに広がっていることを知る
自分だけの狭い世界で物事を判断するのではなく
相手の視座からも物事を見つめ、
これまでとは違う視点からも考えを広げ
より広い視野から物事を見ることができるようになる
自分自身だけの判断や考えの枠を超えて
世界を捉えることができる。
これを重ねていくことで
見える世界が大きく変わっていく
しかし、違いは
時として
対立や衝突の原因となる
自分自身が
自分のことを受け容れることができていないとき
心に不安が広がり
自分に自信がなくなり
他者に認めて欲しくなり
受け容れて欲しくなる
なぜわからないんだ
わかって欲しい
理解して欲しい、と
自分と相手との違いに興味を持ち
相手に関心を持ち
相手に敬意を払いを尊重することよりも
相手との違いよりも
自分の思いや考え、価値観を
無自覚・無意識に
相手に押し付けたくなる
相手への攻撃的な関わりが生まれ
相手はその攻撃から身を守るため
コミュニケーションを避けるようになる
意思疎通が円滑にいかないと
疑心暗鬼な想いが膨らみ
不安から生まれる推測で
相手への攻撃的な想いが広がる
溝は深まり
更にコミュニケーションが疎遠になる
「違い」を活かせる人と
「違い」から衝突が起きる人
その分岐点にあるのは、
・自分自身を受容できているかどうか
・新たなものへの興味・関心を持っているかどうか
なのかもしれない
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