2019-02-25

激しい意見の対立の後に「雨降って地固まる」のはなぜか

お互いの主張が正面からぶつかり合うと、激しい衝突が起こる
しかし、それが起こりうる関係は、疎遠な関係ではない

1.どうしたら、そのような衝突が起こるのか?
  ※赤の他人に、いきなりそんな対応を取る人の方が稀だ
・共通の目的があって、お互いに強い想いがあるからこその意見の対立
・(自部署/家族など)守らないといけないものがあって譲れない場合
・深い自己受容があるため、衝突を恐れていない

2.そこからどうなるのか?
1) 二度と顔を合わせない
2) お互いにけん制し合いながら、時々小競り合い
3) それがきっかけで仲良くなる

※報復、逆恨みというケースも
・上司に真正面からぶつかったら、報復的な処遇・対応をされた、など


真剣に衝突して、それをきっかけに仲良くなった経験を持つ人は、経験則的にぶつかり合うことを避けない。むしろ、突っかかっていくことすらある

それは、相手の価値観や思考の枠組みを手っ取り早く、お互いに肌で感じられるから

自分とは異なる相手の主張の裏に、真剣な思いを感じ取るからこそ、
その真摯さに対する無自覚な敬意から、互いに受け入れあうことにつながる






2019-02-16

対話について・・・・なるほど!そういうことだったのか

対話の場では、
創発的にクリエイティブなものが生まれてくる
そんな体験を広げたいと思って
対話のイベントを企画してきた

しかし、
対話では、どのような段階(プロセス)を経て、
創造的なものを生み出すステージに至るのか

「対話(ダイアローグ)」という言葉を、幾度となく使ってきて
感覚的にも知的にも
ある程度わかっているつもりだったけど
その真意を理解していなかった!

「ダイアローグ」のデヴィッド・ボームも
「ワールド・カフェ」のウィリアム・アイザックも
「U理論」のオットー・シャーマーも
アダム・カヘンも
同じことを言っている

タックマンモデルのタックマンも同じことを言っている

儀礼的会話(talking nice)/forming
討論(talking tough/debate)/storming
内省的対話(reflective dialoge)/norming
生成的対話(generative dialogue)/performing

どれがいいとか悪いとかではなく、どの段階も必要なもの
ひとつ前の段階があるからこそ、次の段階に進むことができる
対話の質の変遷プロセスを示している

そして、関係(組織)の問題の多くも
このプロセスを用いて説明することができる

ようやくつながった感じがする

機会を改めて、詳しく述べてみたい



【10月スタート】2つのダイアローグの取り組み

 10月からダイアローグ(対話)の2つの取り組みをスタートします 仕事以外にこんな活動もやってるよ、というご案内と、10-12月はちょっと忙しくなるかも、という言い訳を兼ねて。以下、長文です。 ライフワークのように取り組んでいるダイアローグ(対話)に関して、来月から2つの取り組み...