2022-03-19

書画カメラを購入

引用のための書籍の文章が面倒だったのと、
オンラインで画面共有もできるのならと、
書画カメラの購入を検討。

●書画カメラを選ぶ

Webで調べてみると、
スタンドスキャナ、ブックスキャナ、スタンドWebカメラ、書画カメラ、いろんな分類があって、
「書画カメラ」の検索だけではヒットしない商品もあることが分かりました。

既に書画カメラを利用されている方に相談して、
次の4つのポイントを念頭に、候補の絞り込みを行ったのですが、
調べた感覚としては「使ってみないと分からない」印象でした。。。

1)ソフトウェア性能:アップデートで性能向上
湾曲補正時の問題 画像の歪みなど
     日本語OCR機能:画像はきれいでも、漢字認識がわるいと、誤変換が多く生じる

2) 画素数:小さな活字の漢字をOCRで正確に判定するために

3) 利用上の工夫:ページの区切りに黒い紙を入れるなど/ソフトウェアのクセを把握する

4) 価格


●書画カメラを購入

こうした点を踏まえて、日本語認識への期待を込めて、
 サンワダイレクトの書画カメラ 400-CAM073
を試してみることにしました。

●書画カメラを使ってみる

他の製品がどのようなものか体験していないため、
良し悪しを比べることができないことを痛感しました。
購入について相談した方には無理なお願いをしたなぁと、反省です。

1)導入
・日本のメーカーでも製造は中国(made in china)
・CDの反りでインストールできず、メーカーサイトからダウンロード対応。
・ヘルプ(マニュアルPDF)が英語表記:メーカーサイトから日本語版をダウンロードで対応
・A3サイズもカバーできる黒色マットが付属
・撮影用有線リモコンが付属

2)アプリの便利な機能
・指消し、湾曲自動補正、自動連続撮影(ページめくりの自動感知)など
・PDFなら画像、検索可能、テキストの3モード、画像ならbmp、jpeg、png、その他テキスト、Wordと出力モードを複数選べる
・出力ファイル名のプリフィックス機能(ファイル名+日時orナンバー)の設定ができる
・文字出力の場合のOCR言語の選択種類が豊富
 (マイナーな言語もカバー、たぶん使わないけど…)
   ※OCR言語モードに、Japanese+English の選択肢がありました。
   英語と日本語が混在していることはよくあるので、この辺りが日本メーカーとしての配慮なのかもしれません。

3)使用した感想
・マニュアル読んで、機器のクセや使用のコツをつかむまでは、慣れが必要
・自分のペースで本をめくりながら自動スキャンしてくれるのは便利
・文字変換の精度は、読み込んだ画像の質にもよる
 ⇨いかにきれいに読み込ませるかのコツをつかむことが大事なのかもしれない。
・日本語変換の場合、人手入力では起こりえない誤変換があり、目視校正で見落としがち
 情報→惰報、自分→目分、聞く→間く 聴く→聡く 感じる→惑じる など
 ⇨テキスト化する場合は、目視での校正は必須で、手間はかかるが、上手くスキャンできればゼロから入力するよりはるかに便利

ZOOMなどで、書籍や資料などの共有にも使えそうです。
広いスペースが必要なのが、ネックですが。。。
概ね、問題なく使えてます!
 

0 件のコメント:

コメントを投稿

【10月スタート】2つのダイアローグの取り組み

 10月からダイアローグ(対話)の2つの取り組みをスタートします 仕事以外にこんな活動もやってるよ、というご案内と、10-12月はちょっと忙しくなるかも、という言い訳を兼ねて。以下、長文です。 ライフワークのように取り組んでいるダイアローグ(対話)に関して、来月から2つの取り組み...