持続可能な世界、SDGs&IDGs活動の背景には、
どのような「現実認識」があるのだろうか?
独断と偏見による妄想解釈も含めて、
少し考えてみた。
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人の活動によって、
地下から掘り起こされた鉱物資源は
様々に加工されて
地球表面にまき散らされている
それが海を汚し、他の生命の命を奪う
無数の航空機のジェットエンジンの燃焼後の排ガスは大気中にまき散らされ、
また、地上での人間活動からもさまざまな排ガスが排出される
「ゴミ」が輸出入され、貧しい国に豊かな国のゴミが運び込まれる
宇宙空間には、無数の人工衛星が飛び交い、廃棄された宇宙ゴミが漂う
後片付けのできない幼い子供が、
そのまま大きくなって、
地球全体をゴミ屋敷にしていくようだ
かつては
川の洪水で、流域に新たな土を運び
流れを変えて攪拌していった
ときどき、土砂崩れや土石流が起こることで
表面の土壌が入れ替わっていく
地球規模の水の循環は、
雨、山、川、海、蒸発して雲と
大きな流れが機能していたが、
今は、至るところに障がいがある
地球が1つの生命システムであるとするならば
様々なところに不均衡に淀んだ汚物を攪拌して、
バランスの取れた状態に戻すために、
新陳代謝して整えたい
しかし、人間は
河川の岸や海岸線をコンクリートで固め、
山の斜面を切り開き、住宅地を造っていった
かつての風や雨、雷などの自然現象レベルでは、
淀みを攪拌することができない
自由に河川の氾濫ができない、流れを変えることができない
海岸線の浸食や土砂の流入によって入れ替えることができない
地球全体が持っていた
新陳代謝による「後片付け」のシステムが
機能しなくなっている
仕方なく、より強く大きな力で
風、雨、雷、海流の流れなどを起こさざるを得ないのだけれど
強い力で動くと、
人類に大きな被害が生じる
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