前編からのつづき
もし危機感を持つ存在がいるとすれば、
地球を救うために
人間の活動を改善させようとするだろう
気候変動の枠組みによるCO2削減など、自主的な活動制限
原油価格の引き上げによる化石燃料使用低減など経済原理からの制限
パンデミックによる人間活動の停止など、生命の危機感からの制限
それでも改善できなければ、
次に来るのは、人間の削減。。。
地震、火山、津波、高地の氷河の融解、
極の氷の溶解などによる海流変化、それに伴う気候変動
雷による大気の浄化など、、、
これまでの反動として、一気に地球の新陳代謝が起こるかもしれない
永久凍土の融解で、古代の未知のウィルスや細菌が復活するかもしれない
しかし、このような外圧的な力による強制で
解決したような体裁を整えたように取り繕っても
本質は変わらない
そもそも力で相手をコントロールする思考と行動選択は、
新たな対立と争いを生み出す
人間性の成長によって
大切な人を想うように地球のことを想い、
地球への愛情から行動選択を変えていく
そうした内発的な動機が
平和的な共存のしくみを生み出していく
強制・支配といった力による解決志向から
愛情や信頼による共存型のスタイルへ
解決のためのパラダイムが変わっていくことが求められている
簡単ではない
人類歴史を通して、これまで出来なかったことなのだから
悠長に時間をかけて、
人の内面の変化を待つだけの余裕もなさそうだ
そこが最大の困難
しかも、状況は予断を許さない
時間との闘いのステージに入っている
強制的に変わらせることはできないが
変わらなければ滅んでしまう。。。
持続可能な世界、SDGs&IDGs活動の背景には、
こんな切実な現実認識があるように思う。
人は人に教えることはできないが、
智識を通して、気づきを支援することはできる
良い問いは、より深く人に考えさせる
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