2021-11-01

高齢化の時代、私たちはどんな社会を創りたいのだろう?

■高齢者に対する世間の風潮への違和感

今回の衆議院選挙報道やネットなどを見ていると
高齢候補者への厳しいコメントも多く、
引退と若手への移譲を促す論調も少なくなかった。

主義主張に対しては、賛否もあるだろうし、
それについて議論したり、対話することは大いに結構だと思う。

しかし、年齢を切り口に批判することには、とても違和感を覚えた。

表現が過激でなくても、
「おいぼれは引っ込め」という主張は、
「未熟な若造が!」と同じに見える。

そこには、人として相手への敬意を感じないし、
そこに生産的な関係が生じるようにも感じない。

この先に見えてくる社会は、高齢者も含めて誰もがが生きやすい社会だろうか?

これがジェンダーの切り口(「女性は引っ込め」)なら大問題になっていることだろう。


日本の人口構成は、全国平均で約3割が65歳以上。
自治体単位で見ると、50%近いところさえある。
年金支給は65歳から70歳への引き上げも話題に上がり始めている
また、日本の食を支える農業従事者の平均年齢は、令和2年のデータで67.8歳

こうした高齢化が進行している実態も踏まえて考えると
・ジェンダー論と同じ論理で考えると、明らかにシニア差別に見える
・生涯現役を目指してがんばろうとする高齢者には生きにくい社会風潮なのではないか
・社会的な世代間分断を生み出すことにつながりかねない危険性
を感じた。


当事者(65歳以上)ではないので、
その世代の方々がどう感じておられるのか、
想像しかできないけれど、
社会との関わりを億劫にさせる要因になりそうな気がする。

シニア男性が、リタイア後に引きこもりやすいことが問題になっているが
こうした社会の空気感も、一因としてあるのかもしれない、


誰もが等しく年を重ねていく。
今日のシニアは、明日の我が身。


私たちは、どんな社会を創りたいのだろうか?


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