先般、久ぶりに福岡チャプターのイベントをFacebookで目にして、
本日のオンラインイベントに参加させてもらうことにしました。
3月13日午後、1時間程度のオンラインイベント。
当日午前に行われた日本コーチ協会の年次総会の報告と、
「対話について対話する」というテーマでのダイアローグ。
●日本コーチ協会の年次総会の報告より印象に残ったフレーズ
・組織は意外とお客様を見ていない
・「縦割りは楽」・・・上の役職者ほど、横のつながりがない
・物事を良くするときは、どうしていたか思い出そう!
・メキシコの織物職人:季節ごとに自然のものから作る
リソースはユニークでそれぞれ違うからおそ、パワーのあるものができる
=すべてその場にあるものを使って作る対話の場に近い感覚
・2人が向き合っているキューバの彫刻:肩~お腹、頭のてっぺんがない
お互いに見えない部分があることを示している(頭の中、肚の中は見えない)
・賢者の盲点:上司は知識面で優位でなければならない、という思い込み
聴くことは受動的、上下関係が逆になるという誤解 → 俺の話を聴け!
・3分間コーチング:立ち話できレベルだが、意外とたくさん話ができる
●ダイアローグの場で印象に残ったこと
・ある組織の20代前半の研修で、コーチングの認知度は10人中0だった
(ファシリテーションは10人中6名だったとのこと)
・コーチングは、
上司が部下を思い通りに動かすテクニック
やらされる/自己開示させられるといったイメージ
と思われている方も、いまだに少なくないようだ
⇨ 何がそういう状況を生み出したのだろうか?
・組織の中では、ポジションパワー優位 ⇨ 語りたいことを語れていないことが多い
・企業理念を自分たちの言葉で語ってみるとどうなるのだろう?という対話の場
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コーチングの世界で対話が注目され、
組織開発的なアプローチをされている方もいらっしゃる
ということが分かって、興味が湧いてきました。
数年前に出版された「ダイアローグ・マネジメント」(ケネス・ガーゲン著)の
監訳が、コーチ・エィの創業者・伊藤守さんだったことを思い出しました。
ちょっとコーチング寄りですが、社会構成主義のことが分かりやすく書かれた本です。
日本コーチ協会との最初の出会いは、
10年前の福岡支部(現福岡チャプター)の10周年のイベント。
当時ご縁のあった複数のコーチの方からお誘いいただいて、
参加させていただきました。
以後、断続的に定例勉強会に参加させて学びの機会をいただいていました。
ですが、ここ数年は参加する機会もなくなっていました。
更には、コロナの影響もあってか、
チャプターの勉強会も開催されてなかったようで、
どうなっているのだろうか、と気になっていました。
今日は、少人数でのこじんまりした場でしたが、
久しぶりに責任者の原田さんのお元気そうなお顔を拝見できて、
「コーチングで世の中を豊かにしたい」という熱い想いに触れて、
今後の活動に期待が膨らみました!
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