2019-04-02

「出現する未来」を読み返す 「第4章 心で見る」

「出現する未来」を読み返す 「第4章 心で見る」


この章のメインのストーリーは、
ジョセフ・ジャウォースキーの
メキシコのバハ・カリフォルニアでの
2週間のキャンプでの体験。

4日間の予備訓練、
7日間のソロ・キャンプ、
3日間の共有と振り返り。

さて、本文からキーワードをランダムに抜き出してみる
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ブライアン・アーサー:イノベーションに伴う『内側からの知』
エレノア・ロッシュ:『心の奥底の源』にユニークな知の方法がある
腸と心臓にある第2、第3の「脳」 → 『腑に落ちない』『心でわかる』

「自分が感じるあらゆることへの愛と感謝」
「深い共感」
「十一方位の儀式」
「三日間の断食」
「ビジョン・クエスト」

「いま直面している問題が根深いのは、
 人と人の関係だけでなく、
 人と自然の関係が失われているからだ」

「自然を外部として捉え、
 自分と切り離して考える還元主義に陥っている
 これを共生の関係に変えなければいけない」

「存在にすら気が付いていなかった
 境界(深い意味での断絶)が取り払われた」

ジョセフ・キャンベル (『神話の力』をまとめたとき)
「人が未知のものに命をかける理由は・・・・
 自己と他者が一つの命の別の現れであることに気づくからだ」

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ジョセフ・ジャウォースキーは、 「出現する未来」以外にも「シンクロニシティ」「源流」などで、 自然の中で過ごす時間についての自身の体験を述べている。 自然の中で人と接しないソロキャンプ「BeingSOLO」(佐々木薫さん主催)
に参加した時のことを思い出す。
10年近く前にジョセフの本に触れて、 その後に佐々木薫さんと出会い、 2014年から3年続けて奥多摩や南小国(熊本)でのSOLOに参加した。
それまでの私は、
「自然」を
自己の外部のものとして、
かつ自己の基準で見ていた。
「自然」は「私」とは分断されたものだった。

「自然」に向き合うといっても、 街の中で頭で考えるのと、 その中に入り込んで感じるのとでは、 まったく違ったものが見えてくる。
「自然」の中に入って向き合うと、
心が開かれて、感じるものが違ってくる。 自然の捉え方、自然との関わり方が変わる。深い内省が生まれ、 そこからの広がりが、新しい自分を創っていくような感じだろうか。


これは、知識として頭で理解するものではない。
体験して、味わって、
初めて「腑に落ちる」感じがする。

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