2019-03-08

教育研修のプログラムデザイン(2) 教育研修の目標設定

●目標設定においては、
・実現可能性に留意する :とても実現できないことを目標にしても意味がないため
・明確に文章化する :誰が見てもはっきり理解できるように

<理由>
1)次の各段階で、何のための取り組みなのか曖昧になることを防ぐ
 ・プログラムの設計・立案の基準
 ・教育研修の実施段階での基準
 ・実施後の評価の基準

2)スタッフの共通理解のため
 実施段階に入ると、予期せぬことが起こりがちなので、スタッフ間で目標に対する共通理解を図り、混乱を防ぐ
 長期のプログラムにおいては、いつでも戻れる場として目標がある

3)学習者とスタッフの共通理解のため
 ・何のために、いま取り組んでいるのかわからなくなると、学習の障害になりかねない
 ・両者がいつでも戻れる場として必要
 ・あらゆる場合に「視点」としての役割を持つ

●プログラム全体の教育目標と個々の学習の狙いについて
 個々の学習の狙いは独立しているため、言葉として一致する必要はないが、全体の教育目標と大きくずれるようなことでは困る。この点は、時々混乱することがあるので留意。

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