2019-03-01

真剣な討論から生まれるもの

「雨降って地固まる」というが、
ぶつかるからこそ、本当に信頼しあえる仲の良い関係になれる、という人も少なくない
逆に、それを避けたい人がいるのもまた事実

私も若いころは避けたい方だった

不快だし、苦しくなる
何よりも感情が先に来て、コントロールできなくなる
その後の関係も面倒だし、
相手への憎悪の想いが湧いてくるのが嫌だったのかもしれない

それでもたくさんぶつかったし、
激しくぶつかった後に、二度と口もきかない、関係が断絶する、
といったこともたくさん経験してきたし、目にもしてきた

だけど、一方で、もしこんな内面の状況に上手に対処できるものなら、
ぶつかるからこそ、本当に信頼しあえる仲の良い関係になれる」ことを
体験してみたいという思いもあった

つまり、うまく対処できるイメージがないので、
ぶつかって嫌な体験をした後は、
避けるしか選択肢がなかったわけだ

いまは、相手が真剣な想いを持っていると感じる時は、
真摯にぶつかり合うことを避けようとは思わない
エネルギーを使うので、ある程度、時間と気持ちにゆとりがあるときに限るが・・・


相手もそれだけの想いをもって接してくるわけだから、
こちらも覚悟とエネルギーが必要だが、
その熱い想いに至った背景に関心を持ってみたい

どんな体験があったのだろう?
何がそこまでの想いに至らせたのか?

私はこういう理由で、こう思うのだけど、
あたながそう主張する理由や
その背景にある体験を教えてもらえないだろうか?

わかってもらえない、もどかしい、イライラした感情を
相手にぶつけるのではない

時として、その誘惑と過ちに陥ってしまい、
そこから感情の対立が生じて。。。。
後味の悪い不快な感覚が残るイメージを持つ人も少なくないかもしれない

真剣な討論(ディベート/talking taugh)から得られるもの、それは・・・
・自分の中にはない実体験に基づいた異なる視点に触れること
・そこから生まれた熱い想いを知り、共感できること
・自身の想いに真摯に向き合う相手への信頼が生まれること
・違う視点からの意見に触れて、合意できなくても共感できる自分を味わうこと
もっともっと、たくさんありそうだ。。。





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