本日午前は、SoL ジャパン の「マインドシフト・カンファレンス」共有会に参加。
5月12日に、エイミー・エドモンドソン、ロバート・キーガン、ピーター・センゲ、オットー・シャーマーらが出演する「Mind Shift Conference」(スウェーデンの財団や非営利団体などが主催)が開催されたそうです。
今日の共有会は、日本から参加された方々に概要と感想を共有いただき、その内容に基づく対話の場。
背景として、2015年のSDGsから既に5年以上が経過し、この個人では解決できない複雑な課題への取り組みの遅れへの困惑から、協力と共創を促進するためのアプローチが必要とされていることがあるそうです。
そのために必要とされる能力、資質、スキル等の総合的な枠組みとして「内面の発達目標(Inner Development Goals/IDGs)」が作成されました。
IDGsでは、社会の変革には内面の成長が不可欠であるとの信念に基づき、変革に必要な能力、資質、スキルを示すフレームワークが提示されています。
IDGsが提示する4つのスキルセットの1つ1つは、「学習する組織」や関連する学びの場で触れたことのあるようなものが多かったのですが、総合的なフレームとして提示されていることに大きな意味があるように感じます。
私自身、関係や組織に関わる際に、
内面の成長・発達が不可欠な要素だと感じていましたが、
どのように取り扱ったらいいのか試行錯誤していました。
ロバート・キーガンやトルバートなどの発達段階や
ウィルバーのインテグラル理論やスパイラル・ダイナミクスなどを
軸に模索を続けているところでしたので、
こうした動きが生まれていることを知り、
とても心強く、そしてありがたく感じました。
実際の開催から、わずか4日後に
こうした共有の場を設けていただいて、
本当にありがたい貴重な機会でした。
小田 理一郎さんはじめ、SoLジャパンの皆さま、
ありがとうございました。
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